社会人一年目のNISA始めたい男の記録

勉強したことの忘備録。情報収集、提供にも使いたい。

NISAについて勉強する②

今日からちょっとブログの機能も使ってみる。

やはりいろいろ使ってみないとわからないし、見出しとか使ったほうが見やすいしわかりやすいと信じてる。昨日はNISAの最大のメリットについて書いたけど今日は基本的なNISAという仕組みの概要とかを押さえておきます。

 

NISA(少額投資非課税制度)の概要について

といっても、まだ始まったばっかりの制度だから随時変更があるみたい。とりあえず現時点でってことね。

・導入時期は2014年1月から。今年スタートのまだまだ新しい制度。

・口座が開設できるのは10年間、2023年まで。

・NISAが使えるのは20歳以上の日本国内居住者。つまり、日本人でも海外に住んでる人は使えないので要注意。

・非課税になるのは株式投資の配当、譲渡益(買値と売値の差額)

・非課税投資額は100万円/年で最大5年間持越し可能。つまり最大500万円までってこと。

・途中売却は自由にできるけど、その枠は再利用できない。つまり1年の100万円のという枠の中で、30万円分A社の株を買ってそれが50万円になったから売ったとする。そしたらその年のNISAは残り70万円までしか適用できないのです。要するに、買った株とかの商品の入れ替えが自由にできないから買う銘柄は慎重に選ぶ必要がある。

・口座開設は原則一人一講座まで。1つの証券会社でNISAを使って口座を開いてしまった場合、ほかの証券会社ではNISAは適用できない。本当に一人100万円/年という制度なのです。

・NISAが適用となる商品は上場株式、不動産投資信託REIT)、投資信託、上場投資信託ETF)、上場投資証券(ETIN)のみ。FXとか外貨預金、個人向け国債は適用外なので注意すべき。

 

こんな感じかな。ほかにもいろいろあるし、まだ始まったばっかりの制度だから変わると思うけど、現時点ではこのような制度です。うーん、初心者には難しい・・・

 

NISAのデメリットについて

NISAのメリットについては先日書いた通り、利益が非課税になること。これが最大のメリット。いろんなところでメリットについては書いてあるけどデメリットの記事は少ない。俺の思うデメリットを書いておく。

・NISAの口座と別の一般口座で損益通算ができない。

損益通算って何?ってなるから説明する。投資って勝ったり負けたりするじゃん?それでトータル買った分に対して税金ってかかるわけ。要するにA社の株で20万円勝ったけど、B社の株で10万円負けた場合、利益と損失が相殺されて、その差額の10万円に対して税金がかかってくるということ。

でも、もし一般口座で20万円勝って、NISAの口座で10万円負けた場合、これは損益通算ができないから20万円に対して税金がかかるってこと。この場合はNISAの口座を使わずに両方一般口座で買っておけば、10万円に対する税金だけで済んだのにNISAを使ってしまったばっかりに20万円全額に税金がかかっちゃう。つまり、NISAの口座は損得が0ってみなされるのよ、だから税金もかからないわけ。

要するに、値下がりする可能性のある株はNISAで買わないほうがいいってこと。もし値下がりしてしまったら、値上がりするまで待って、値上がりしたらすぐにうっぱらってしまったほうがいいのです。ついでに言うと、一般口座ならその年だけで相殺できない損失が出てしまったら次の年に確定申告すれば繰り越し相殺(繰越控除)できるけど、NISAだったらそれもできませんよ。覚えておこう!俺も忘れないようにします。